詩 『戦記』

『戦記』

山間の村から火の手が上がる

戦いの火蓋が静かに切られた

略奪・暴行・虐殺・制圧・混沌

力の無い者に生きる価値はない

蹄の音が荒れ果てた野に響く

積み上げられていく死体の山

空腹・飢饉・疫病・孤立・崩壊

神様は既に人間を見限った

どれくらいの時間が経っただろう

恵みの雨の後小さな花が咲いた

再生・祝福・歓声・平穏・安寧

もう二度と繰り返さないと強く誓う

何処からともなくミサイルが撃ち上がる

戦いの火蓋が切られようとしている

戦争・緊張・軋轢・無関心・対話・忍耐・平和

今まさにこの時が歴史の分かれ目となる

広告を非表示にする